2016年５月のTOEIC 公開テストから、一部問題形式が変更になって以来、Part 7の長文読解問題は、そのウエイトが以前よりも高くなり、より深く内容を理解して解く必要が出てきました。

長文が苦手な人は、より苦手意識が高まり、「正解や正解の根拠を時間内に見つけることができない」、「時間内に解き終わらない」、という声をよく聞きます。

本書は、タイトルの通り、『解きまくる』ことで、
　・自分の実力がどのくらいなのか確認できる
　・読解問題の形式に慣れ、正解へのたどり着き方がわかる
　・タイムマネジメントが身につく
　・自分の解き方スタイルが確立できる

攻略的な参考書的な要素というより、解いて、解いて、解説を読んで、また解いて、と問題を解くことで、長文読解の実力を上げるというアプローチを全面に押し出した本です。

試験８回分(432問)収録。

問題ページの次に解答・解説ページがあり、すぐに確認できます。
また、解答・解説ページを飛ばして、single、double、tripleと本番さながらにタイムマネジメントをしながら集中して解くことも可能です。

PART 7の設問タイプは「NOT問題」、「文挿入位置問題」、「同義語問題」などいくつかのタイプがあります。間違えた問題がどのタイプなのか、さらにその難易度レベルを確認することで、自身の得手不得手も確認できます。

ただ解いて、実力を確かめるだけでもかまいません。
毎日少しずつ解きながら、時間管理や読解問題の形式に慣れる、問題を解かずにただ文書を読んで、TOEIC 形式の文書スタイルを理解しながら読解力を高める、設問だけを読んで問題自体の分類や性質に慣れる等、いろいろな使い方があります。

『解きまくり』ながら、自分の解き方スタイルを確立できる一冊。